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看護師として働くメリット・デメリット

看護師として働くメリット・デメリット

地域医療支援病院ではさまざまな職種のスタッフが働いていますが、看護師の場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。


メリット

メリット

まず、医療設備や教育体制が充実していることです。地域医療支援病院には幅広い診療科目があり、さまざまな検査や治療を行っています。さまざまな部署を経験し、看護師としてさらにスキルアップしたい人には最適な場所でしょう。
地域医療支援病院では専門的な検査や治療が行われるため、日々の業務の中で学ぶことも多いのですが、それだけではありません。院内のスタッフや地域の医療従事者を対象とした研修会や勉強会を定期的に行っており、参加することで日々の業務では得られない知識を学ぶことができます。勉強会や研修は年間12回以上開催することが義務づけられているため、少なくとも12回はあらゆる分野の研修会に参加することが可能です。教育・研修制度が充実している地域医療支援病院は知識を高めやすい環境なので効率的にスキルアップしたい人におすすめです。
地域医療支援病院は都道府県知事の承認を得るために一定の条件を満たさなければなりません。病床数や設備なども条件に挙げられているため、承認を得るのは簡単なことではありませんが、いい換えると承認が得られた医療機関は設備や機能、スタッフの数が充実している病院ということになります。規模が大きいため求人も積極的に行っており、スタッフの定着率を維持するために雇用条件や福利厚生も整っているので安心して働くことができるでしょう。

デメリット

デメリット

地域医療支援病院は救急医療にも対応しており24時間体制で重症患者を受け入れていますが、二次救急や緊急医療を行う場所として日々業務に追われています。救急患者を受け入れるために夜勤や急な当直を求められることも少なくありません。また、定期的に開催される研修会にも参加しなければならないため、残業や長時間労働が発生することもあります。プライベートの時間を確保することが難しく、家庭や育児と両立させたい人やワークライフバランスを重視する人にとってはストレスになることもあります。
専門的な治療を行う地域医療支援病院は二次救急や急性期医療にも対応しているため、患者が次々と来院します。患者の入れ替わりが激しいため、患者1人ひとりにじっくりと向き合うことはできません。患者の気持ちに耳を傾け、より適切な看護を行いたい人には向かないでしょう。日々の業務に追われ、与えられた仕事をこなすことで手一杯になりますが、その仕事にやりがいを感じられる人でなければ長くは続けるのは難しいかもしれません。

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